ISPAコスタルコースに向けた検討-②<3>

コスタルコースのルートを検討しながら、候補となる周辺海域の紹介をしています。同じルートで、コンピーテントクルーやデイスキッパー資格をお持ちの方のトレーニングも予定しています。
<第3日目:獅子島から長島海峡経由、牛深:距離14NM>
獅子島を出て、天草下島と獅子島・長島に挟まれた長島海峡を南下し、牛深へと向かいます。この辺の海域は、大小様々な島とその岬に、ハザードや航路標識、そして潮流もあり、ナビゲーションのトレーニングには最適です。景観を楽しみつつ !? 各種フィックスやクリアリングベアリングなどをマスターする良い機会になるでしょう。牛深港が近づいてくると、最初に目につくのが全長883mのハイヤ橋です。これは、関西国際空港を手掛けたイタリアの建築家、レンゾ・ピアノ氏の設計により平成9年8月に完成したもので、牛深のシンボル的な存在になっています。車道を挟んで両側に歩道があり、橋の上から牛深の景観をワイドに楽しめるようになっています。ハイヤ橋をくぐると、スターボードサイドには「うしぶか海の駅」があって浮き桟橋に係留することができます。反対のポートサイドに進んでいくと、天草5号橋に似た通天橋があり、外海へとつながっています。ハイヤ橋と周辺の美しい景観を俯瞰して見るにはこちら(天草宝島観光協会より引用)がお勧めです。「ハイヤ」の語源を知りたい方は、こちら(牛深ハイヤ祭り実行委員会より引用)を参照ください。
お問い合わせ:https://linktr.ee/amakusa_sailing

