ISPAコスタルコースに向けた検討-②<2>

<第2日目:口之津から本渡瀬戸経由、獅子島:距離25NM>
長崎県島原半島・口之津から有明海を横切り、狭い水路の本渡瀬戸を通って八代海へと抜け、獅子島に向かいます。本渡に近づいたら、航路標識を頼りに狭い誘導水路を抜け、幅約50m・水深約4.5mの本渡瀬戸に入っていきます。以前の投稿にもありますが、この誘導水路の周辺は砂州になっていて、右舷・左舷航路標識が水路の対角に1つずつしかないので、船上の景色からだけではその水路がわかりにくく、砂州に乗り上げて座礁する船が結構いるようです。瀬戸の入口にある天草未来大橋(写真上の奥)と天草瀬戸大橋(その手前)をくぐると、九州に2つしかない可動式の昇開橋「本渡瀬戸歩道橋」(写真上の手前の赤い橋)が見えてきます。これは船が通る際に、監視員さんの操作で昇降するものです。通過の際にはいつも、監視員さんの方を向いて感謝の意を伝えています。この先狭い水路を7NMほど進むと、有明海とはちょっと趣の異なる八代海に出ます。目指す獅子島は、そこから10NMほどのところです。写真真中は獅子島にある金毘羅神社から港を見た風景です。写真下は、獅子島での停泊の様子です。とにかく、静かで、水が綺麗で、そして島の緑と海の青さの調和が抜群です。
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